ばあちゃんのおせち

青森ではおせち料理を作らないという話を聞いて、びっくりして北海道はどうなのかと調べてみたのですが、地域差が大きい、そこの家によって違う!ってことで結論が出なかったので、ばあちゃんのおせちを思い出してみます。

ばあちゃんちに親戚一同が集まってわいわい年越しをしたのは私が小学生くらいまででしょうか。あんまり思い出せん。まだ小さくてそれほど料理に興味もなかったので、ばあちゃんがいつから何を準備してどうやって作っていたのかまったく記憶にないのが残念です。

ばあちゃんのおせちいろいろ

お煮しめ

うま煮と呼んでいた気もする・・・どっちだっけ。一般的には筑前煮らしいけど、筑前煮と呼ばれていたことはありません。材料はすべて 1.5 cm 角くらいの乱切りで、ごぼう・にんじん・干ししいたけ・鶏もも肉・こんにゃく・れんこん?私はしいたけが苦手でしいたけととなりあった鶏肉とかも味がダメだったので、つまみ食いするときは慎重に吟味したものです。

黒豆

年末になるとずっと石炭ストーブの上に乗っていた鍋がそうだったんじゃないかと思います。オトナになってからおせちの話をばあちゃんとしたときに、釘を入れたら真っ黒になるとか、砂糖は上白糖やグラニュー糖じゃなくて三温糖を使うといいとか、キザラがいいとか言っていました。なかなか真っ黒ふわふわに炊けない憎いやつ!

なます

大根とにんじんのなますです。子供のころは酢の物苦手で・・・ばあちゃんのは割と甘みが強いかんじだったと記憶しています。

昆布巻き

これも中の魚が苦手で・・・苦手なものばっかりだな!今思えばもっともりもり食べて味を記憶しておけばよかったと猛反省です。中の魚が何だったのかもわからないしょんぼり。

口取り

これは北海道だけの文化らしいです。つい最近まで全国区だと思っていたよ!年末になるとスーパーのパン売り場辺りに口取りコーナーができて、四角いパックに入った甘くておいしくない白あんの塊みたいなものが売られていました。ピンクの鯛やオレンジのエビをかたどったもの・真っ赤なさくらんぼをかたどったものにプラスチックでできた緑色の茎が刺さっているもの・パックの角にはでっかいようかん、などなど。見た目はすごく華やかで楽しいのに、味はまったく子供向けではなく(スナック菓子や生クリームに憧れるお年ごろ)ばあちゃんに直接文句を言ったことはないけれどテンションの低さであまりよろこんでいないことはバレていたと思います。ばあちゃんごめんね。

書き出したら品目の少なさにびっくり。大晦日の晩は上記のおせち料理+お刺身とかおそばとか、とにかく子供向けではないごちそうがテーブルにいっぱい並んで大人たちが酔っ払ってわいわいしていたのが懐かしいです。おそらくもっといろんな種類のおせち料理があったのに、私の視界にすら入っていなかったものがたくさんあるのだと思います。

そんなばあちゃんに煮物の秘訣を聞いたとき、返ってきた答えがこちら。
ビミサン使ったらおいしくできるよ!」
まさか調味料指定とは、ばあちゃん流石です。

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